2022年5月5日 / 最終更新日時 : 2022年7月19日 keitokushoin 旅日記 早春の上州紀行(四)-「織都」桐生探訪記- 調査旅行の二日目に、JRの両毛線に乗って「織都」(しょくと)とも称される桐生に出掛けた。この電車は、高崎から乗車して前橋、伊勢崎を通過し桐生に着く。ちなみに、両毛線の両毛とは上毛国と下毛国を指している。群馬の高崎と […]
2022年4月28日 / 最終更新日時 : 2022年7月19日 keitokushoin 旅日記 早春の上州紀行(三)-「上毛かるた」考- こんにゃくパークに貼ってあった何枚かの「上毛かるた」のポスターを見ていたら、素朴な絵に興味が沸いた。そこで、売店でこのかるたを購入した。上州名物としてよく知られているのは、先にも触れたように「かかあ天下と空っ風」であり […]
2022年4月21日 / 最終更新日時 : 2022年7月19日 keitokushoin 旅日記 早春の上州紀行(二)-高崎から富岡へ- また上州と言えば、上州名物の「かかあ天下と空っ風」もよく知られた科白である(「か」の付く言葉ということで、「雷」も上州名物とされているようだが…)。ここで言う空っ風とは、冬に赤城山から吹き下ろす風のことで、「赤城おろし […]
2022年4月14日 / 最終更新日時 : 2022年7月19日 keitokushoin 旅日記 早春の上州紀行(一)-「近代化遺産」を訪ねる旅へ- 専修大学の社会科学研究所は毎年度夏と春に調査旅行を企画しており、そこに私がよく顔を出していることは、既にブログでも何回か紹介済みである。そして、出掛けるたびに旅日記や紀行文、見聞録とでも言ったような、そんな類のあまりま […]
2021年7月4日 / 最終更新日時 : 2021年7月9日 keitokushoin 旅日記 仲春の加賀・越前・若狭紀行(十)-琵琶湖疎水から- 「仲春の加賀・越前・若狭紀行」と題したこの連載のブログも、今回が最終回となる。毎回400字5~6枚、長くなっても7~8枚で書こうとすると、どうしても回数が増える。こんなものを真面目に読む人がいるのかどうか知らないが、読 […]
2021年7月1日 / 最終更新日時 : 2021年7月9日 keitokushoin 旅日記 仲春の加賀・越前・若狭紀行(九)-ある句碑のことなど- 旅に出ると、思いもかけぬ発見があったりもする。それもまた旅の面白さだと言えなくもない。橋立の「北前船の里資料館」から刊行されている『引き札の世界-北前船がもたらした華麗なる広告チラシ-』に、富山高岡の伏木で廻船問屋を営 […]
2021年6月28日 / 最終更新日時 : 2021年6月29日 keitokushoin 旅日記 仲春の加賀・越前・若狭紀行(八)-北前船主の館右近家を訪ねて(続)- ここは、右近家12代目の当主が本宅等の管理を旧河野村に委ねたのを機に、建物の公開と同家の廻船経営に関わる資料の展示を目的として、1990年に開館している。その後、2015年には右近家の近くにある中村家住宅が、国の重要文 […]
2021年6月25日 / 最終更新日時 : 2021年6月29日 keitokushoin 旅日記 仲春の加賀・越前・若狭紀行(七)-北前船主の館右近家を訪ねて- 「北前船の里資料館」を後にして、次に向かったのは南越前町の河野にある「河野北前船主通り」である。かつて、廻船業を生業とした船乗りたちが住んでいた河野には、北前船の船主を代表する右近家や中村家といった船主の屋敷を始め、船 […]
2021年6月21日 / 最終更新日時 : 2021年6月22日 keitokushoin 旅日記 仲春の加賀・越前・若狭紀行(六)-北前船と加賀- 前回の江差の話は付録のようなものなので、もう一度北前船の話に戻し、今度はさらに具体的に、北前船の一年がどんな様子であったのかを、我々が訪ねた橋立に瀬越や塩谷も加えた加賀の船乗りたちを例に取り上げながら、紹介してみよう。 […]
2021年6月17日 / 最終更新日時 : 2021年6月18日 keitokushoin 旅日記 仲春の加賀・越前・若狭紀行(五)-北前船と江差- 前回は、北前船の出発地でもあり終着地でもあった大阪との関係に触れたので、北前船の最終目的地であった蝦夷地の様子についても、ここでついでに触れておきたくなった。たまたま、今年95歳になるという松村隆の『江差花街風土記ー北 […]