2023年8月25日 / 最終更新日時 : 2023年8月25日 keitokushoin 旅日記 早春の北関東紀行(最終回)-長野原の八ッ場ダムから中之条の赤岩集落へ- 草津の重監房資料館を後にした調査旅行の一行が次に向かったのは、長野原にある八ッ場ダムである。周知のように、「八ッ場」と書いて「やんば」と読ませるのだが、この読み方がとても珍しいのでいささか気になる。ネットで検索してみる […]
2023年8月18日 / 最終更新日時 : 2023年8月19日 keitokushoin 旅日記 早春の北関東紀行(六)-草津の重監房資料館を訪ねて(下)- 患者たちの想像を絶する長年の苦しみを、できれば少しでも受け止めたいとは思うのだが、それが可能なのかどうか今の私にはまるで自信がない。一生療養所から出られない、親や兄弟姉妹と一緒に暮らすことができない、実名を名乗ることが […]
2023年8月10日 / 最終更新日時 : 2023年8月15日 keitokushoin 旅日記 早春の北関東紀行(五)-草津の重監房資料館を訪ねて(上)- 調査旅行も今日で三日目である。この日は、午前中に草津町にある重監房資料館を訪ねた後、長野原にある八ッ場(やんば)ダムに向かった。前者は、その名称からして過去を記憶せんとする資料館であることは明らかであるが、では八ッ場ダ […]
2023年7月25日 / 最終更新日時 : 2023年7月26日 keitokushoin 旅日記 早春の北関東紀行(四)-太田の日本定住資料館など(下)- 前回のブログで書き逃したことがあったので、もう少し書き加えておきたい。太田市のハローワークで話を聞いた後、帰り際に所内の掲示物を眺めていたら「共生社会は魅力ある職場環境から 外国人雇用はルールを守って適正に」と題したポ […]
2023年7月19日 / 最終更新日時 : 2023年7月24日 keitokushoin 旅日記 早春の北関東紀行(三)-太田の日本定住資料館など(上)- 「早春の北関東紀行」も3回目となり、途中に挟まった様々な案件も片付き、ようやくのんびりとした気分でブログに向かえるようになった。老後の道楽に戻れたのは嬉しいのだが、今度は連日の猛暑である。あまりの暑さに辟易してしまった […]
2023年7月13日 / 最終更新日時 : 2023年7月21日 keitokushoin 旅日記 早春の北関東紀行(二)-伊勢崎のベトナム料理の店にて- 韮塚製糸場は、直次郎が1876(明治9)年に創立し、その後3年間ほど操業していた民間の器械式の製糸場である。富岡製糸場を模範として明治の前期に建てられた製糸場は、全国に約20カ所ほどあったとのことだが、地下の遺構も含め […]
2023年7月6日 / 最終更新日時 : 2023年7月21日 keitokushoin 旅日記 早春の北関東紀行(一)-高崎から安中・富岡へ- 「新春の五島・島原紀行」をようやく終えたと思ったら、今度は「早春の北関東紀行」を書き始めなければならないことに相成った。2月末に実施された社会科学研究所の調査旅行に参加した話を、これから6回ほどに分けて書くつもりなので […]
2023年6月30日 / 最終更新日時 : 2023年7月21日 keitokushoin 旅日記 新春の五島・島原紀行(最終回)-原城跡に佇んで- 長らく書き継いできた「新春の五島・島原紀行」も、今回が最終回となる。計11回、2ヶ月半にも及ぶ長期の連載となったのには、訳がある。読者の読みやすさを考えて、一回あたりの分量を少なくしたからである。しかしそれにしてもであ […]
2023年6月25日 / 最終更新日時 : 2023年7月21日 keitokushoin 旅日記 新春の五島・島原紀行(十)-島原の乱雑感- 島原の乱についても、今回の調査旅行を機に俄勉強をすることになったので、興味深いところだけでも触れておきたい。面白かったのは、先に書名だけは紹介した渡辺京二の『バテレンの世紀』(新潮社、2017年)と神田千里(かんだ・ち […]
2023年6月20日 / 最終更新日時 : 2023年7月10日 keitokushoin 旅日記 新春の五島・島原紀行(九)-二つの城のこと- 調査旅行の3日目の夕刻に長崎に戻ったわれわれは、夜に市内を走る路面電車に乗って目的の食事処に向かった。私などは、外で食べるとなると、余程のことがない限り何処で何を食しても旨いと思う方なので、そんな人間の感想などあてにな […]