2025年10月23日 / 最終更新日時 : 2025年10月28日 keitokushoin 旅日記 盛暑の岩手・青森紀行(完)-下北半島の夏(下)- 当初は前回の投稿で終わりにするつもりだったが、今回の分まで載せるとあまりに長文になってしまう。ただでさえ長くなりがちなブログの文章がさらに長くなっては、読者も迷惑するに違いない。そんなわけで、もう一回分増やすことにした […]
2025年10月22日 / 最終更新日時 : 2025年10月22日 keitokushoin 旅日記 盛暑の岩手・青森紀行(九)-下北半島の夏(中)- 寺山修司記念館を後にして、われわれ一行は最後の宿泊地であるむつ市の大湊に向かった。陸奥では「むつ」か「みちのく」か分からないからかと思っていたが、それだけではなくそこには歴史的な経緯があった。1959年に南部の商業と政 […]
2025年10月13日 / 最終更新日時 : 2025年10月23日 keitokushoin 旅日記 盛暑の岩手・青森紀行(八)-下北半島の夏(上)- この間書き継いできた「盛暑の岩手・青森紀行」も、ようやく終わりが見えてきた。当初はもっとのんびりと旅日記を綴るつもりだったのだが、人文科学研究所の『月報』に掲載してもらうためには、原稿の完成を早めなければならなくなった […]
2025年10月7日 / 最終更新日時 : 2025年10月10日 keitokushoin 旅日記 盛暑の岩手・青森紀行(七)-花巻と盛岡の三人(下)- 最後に取り上げたいのは、画家・松本竣介である。彼とは、岩手県立美術館で出会った。建物のデザインがなかなかユニークで、広々としたこの美術館には、松本竣介と萬鉄五郎の二人の画家と彫刻家の舟越保武の作品を展示した特別コーナー […]
2025年10月7日 / 最終更新日時 : 2025年10月15日 keitokushoin 旅日記 盛暑の岩手・青森紀行(六)-花巻と盛岡の三人(中)- 次に取り上げるのは石川啄木である。彼とは、岩手銀行赤レンガ館の近くにあった「もりおか啄木・賢治青春館」で出会った。ここで手にしたリーフレットには次のようなことが書いてあった。「もりおか啄木・賢治青春館は、旧第九十銀行本 […]
2025年10月4日 / 最終更新日時 : 2025年10月10日 keitokushoin 旅日記 盛暑の岩手・青森紀行(五)-花巻と盛岡の三人(上)- 前回のブログでは、こちらまで佐々木喜善に入れあげてしまったが、あれこれ書いているうちに、菊池寛に「無名作家の日記」という作品があったことを思いだした。そこには、「俺は此の頃、つくづくある不安に襲われかけて居る。夫は外で […]
2025年10月1日 / 最終更新日時 : 2025年10月24日 keitokushoin 旅日記 盛暑の岩手・青森紀行(四)-柳田國男と佐々木喜善(下)- 柳田國男は、後に日本学士院会員、日本芸術院会員、文化功労者となり、文化勲章まで受章している。佐々木喜善は遠野村の村会議員や村長にまでなったが、彼我の差は比べようもない。柳田は1962年に没しており87歳まで生きたが、 […]
2025年9月27日 / 最終更新日時 : 2025年10月26日 keitokushoin 旅日記 盛暑の岩手・青森紀行(三)-柳田國男と佐々木喜善(上)- 月2回のペースでブログに投稿することにして、ゆったりとした気分で再出発したのだが、先日人文科学研究所の編集担当の方から『月報』の原稿の締め切りが12月初めになる予定だとのメールがあった。私は、調査旅行に出掛けるたびに旅 […]
2025年9月24日 / 最終更新日時 : 2025年10月2日 keitokushoin 旅日記 盛暑の岩手・青森紀行(二)-オシラサマ、ザシキワラシ、カッパ- これまで毎週のように投稿していたものを月2回の投稿に変えたが、今回はその3回目ということになる。9月には裸木第9号の『カメラを片手に』が出来上がり、この私も78歳の誕生日を迎えたので、変更するにはちょうどよいタイミング […]
2025年9月12日 / 最終更新日時 : 2025年10月7日 keitokushoin 旅日記 盛暑の岩手・青森紀行(一)-民話のふるさと遠野へ- 先月8月の6日から9日にかけて、人文科学研究所の調査旅行に参加させてもらい、岩手と青森を廻ってきた。暑い最中の3泊4日の旅となった。泊まったのは盛岡、八戸、むつである。東北に出掛けるのだから、いくらなんでも東京よりは涼 […]