2025年10月13日 / 最終更新日時 : 2025年10月13日 keitokushoin 旅日記 盛暑の岩手・青森紀行(八)―下北半島の夏(上)― この間書き継いできた「盛暑の岩手・青森紀行」も、ようやく終わりが見えてきた。当初はもっとのんびりと雑文を綴るつもりだったのだが、人文科学研究所の『月報』に掲載してもらうには、旅日記の原稿の完成を早めなければならなくなっ […]
2025年10月7日 / 最終更新日時 : 2025年10月10日 keitokushoin 旅日記 盛暑の岩手・青森紀行(七)-花巻と盛岡の三人(下)- 最後に取り上げたいのは、画家・松本竣介である。彼とは、岩手県立美術館で出会った。建物のデザインがなかなかユニークで、広々としたこの美術館には、松本竣介と萬鉄五郎の二人の画家と彫刻家の舟越保武の作品を展示した特別コーナー […]
2025年10月7日 / 最終更新日時 : 2025年10月10日 keitokushoin 旅日記 盛暑の岩手・青森紀行(六)-花巻と盛岡の三人(中)- 次に取り上げるのは石川啄木である。彼とは、岩手銀行赤レンガ館の近くにあった「もりおか啄木・賢治青春館」で出会った。ここで手にしたリーフレットには次のようなことが書いてあった。「もりおか啄木・賢治青春館は、旧第九十銀行本 […]
2025年10月4日 / 最終更新日時 : 2025年10月10日 keitokushoin 旅日記 盛暑の岩手・青森紀行(五)-花巻と盛岡の三人(上)- 前回のブログでは、こちらまで佐々木喜善に入れあげてしまったが、あれこれ書いているうちに、菊池寛に「無名作家の日記」という作品があったことを思いだした。そこには、「俺は此の頃、つくづくある不安に襲われかけて居る。夫は外で […]
2025年10月1日 / 最終更新日時 : 2025年10月7日 keitokushoin 旅日記 盛暑の岩手・青森紀行(四)-柳田國男と佐々木喜善(後)- 柳田國男は、後に日本学士院会員、日本芸術院会員、文化功労者となり、文化勲章まで受章している。佐々木喜善は遠野村の村会議員や村長にまでなったが、彼我の差は比べようもない。柳田は1962年に没しており87歳まで生きたが、 […]